【美容師辞めたい】スキルを活かせる転職先とは?やめずに副業から始める個人事業も含めて紹介します!

お給料が少ない。今の環境が合わない。美容師を辞めたい。誰にも相談できないそんな悩みを抱えている方も少なくないと思います。いざ辞めるとなったら、次どうするべきか。リスクを最小限に抑え何か出来ることはないか。転職や辞める前に副業を始め個人事業主としてやっていくために活かせるスキルについて解説します。

なぜこんな話をするのかというと、美容師という職業は非常に多くのスキル、能力を求められ、継続的に続けることで他分野でも活かせるものが想像以上に身に付いているから。なので、そのスキルを活かして様々な分野に進出することが可能です。

さらに、今後独立を考えている方々に向けて、美容師で独立するという選択肢だけでなく、副業から始めてそれが軌道に乗れば、その仕事を本業にする道もあります。

どのように副業を活用するかは皆さん次第ですが、このアイデアを共有することで、転職先を考える材料になったり、退職しない方がいい理由が見つかったり。さらには、現在の生活費を増やしたり、将来的に異なる選択肢を持つための一助として役立てられるのではないかと思います。

美容師の能力、スキル

まず最初に、美容師として技術を学び、アシスタントやスタイリストして日々サロンワークに励んでスキルを高めていく中で知らず知らずのうちに身についている能力について、考えてみたいと思います。この職業は非常に広範囲の高い能力が求められるのですが、実際はみなさん、自分の可能性に気がつけていないという問題もあります。

カウンセリング、コミュニーケーション、人間力

美容業全体を見ても、単に技術を身につけるだけで成功するわけではありません。単純に技術が優れていて上手くカットしたからといって、お客様が喜んでくださるわけではありません。

美容師としての技術向上は基本ですが、それだけでは不十分で、顧客の期待を超える何かを提供することが求められます。さらにそれらは、お客様のご要望を把握しそれに沿っていなくてはならない。

美容師としてのお客様から支持をいただける素晴らしいサービスを提供するには、お客様のニーズを理解することからスタートしていきます。まず、ヒアリングスキルを学び、聞く力を身につけ、接客のスキルがが重要になります。さらにより深い関係を築いていくにはコミュニケーション能力や人間力と言った所も求められ、これらはどんな仕事をする上でもベースの能力として大きなカードとなり得ます。

デザイン力 商品知識 美容知識

さらに、デザイン力や感性も磨かれます。どのデザインが可愛くて、どれがそうでないか、何がかっこよくて、何がそうでないかを判断する能力は、美容師にとって不可欠です。

また、美容の技術だけでなく、最新の美容情報や商品知識も顧客に提供する必要があります。これには、肌、頭皮、ダイエットなど、美容に関する幅広い情報を学場なくてはならない。

これらのスキルや経験を考慮すると、美容師の能力を美容室内に留めておくのはもったいないと感じます。美容師の知識と技術を持っていれば、それを活用し様々な環境で活躍も可能ですし、キャリアップにも使えます

美容師ができる副業、転職の可能性

ここまで紹介してきた美容師として技術を学び向上を目指してくればその期間に自然に身についてくる多くのスキル。具体的にどのような分野の職種に生かすことが可能か紹介していきます。

動画編集

まず、動画編集。今動画の編集を外注したいというニーズは相当高まってきています。SNSでもショート動画が主流になり、マニュアル等も動画で作成したいと考える方が増えてきました。

ただ、美容業界ので動画作成をしていこうとすると、動画を編集するスキルがあればできるかというとそうでもなく、美容師のスキルがなければ上手くいかない部分があるんです。

例えば、技術のマニュアル動画を作りたい場合、美容師のスキル情報を持っていないと、どこにフォーカスして撮影し、どこにポイントを置いて編集すべきか、どう見せるべきかがわかりません。全く見当違いな所をアップにして動画にしても何も役に立ちません。美容師のニーズに応えるには美容師のスキルや情報がないと難しいのです。

美容師の経験があれば、今まで自分がセミナーに参加したり、レッスンを受けてきたり、逆に指導してきたり、その経験をしてきたことから、どういう動画を作ればいいのかがわかるわけです。

自分の技術を発信したいと考える方も多く、外注を希望しています。あるオンラインサロンでカット技術に関する情報を発信している方も、専属の動画撮影・編集を行う方がいらっしゃいます。この専属カメラマン兼編集者の方は美容師もされている方です。カット技術のどの部分をどう撮影し、どう編集すれば視聴者にとって見やすいかを理解しているからできる仕事なのです。

ですから、ただの動画編集者ではなく、美容のスキル情報を持った動画編集者が非常に求められているということです。実際に現場では美容師としてやりながらフリーランスで動画編集をしている方は多数いらっしゃいます。

また、どんな業界の方と仕事をするにしてもお客様の要望を正確に理解するヒアリングは非常に重要です。美容業以外の人の動画を編集する場合でも、その人が何を求めているのか、どういう動画を作りたいのかというカウンセリング技術が生かされるわけです。このような組み合わせによって、美容師のスキル情報を持った個人の動画クリエイターには大きな可能性があります。

デザイン

次にデザインについて話しましょう。美容師はカットやカラーの練習をしながら「デザイン」の勉強をします。元々、ファッションやアートが好きで得意としていた方も少なくないでしょう。このデザイン力を活かせる業種はには様々な種類があります。

例えば、カードデザインや動画のサムネイル作成、セミナーの告知ポスターやコップのデザイン、さらには潜在的なお客様向けのポスター作成など、美容室に必要な画像データを作成する仕事があります。

また撮影した写真のレタッチという職種を選ぶ方法もあるでしょう。デザイン力、感性を持った画像クリエイターの需要も非常に大きいです。

例えば、ポスターやビラ、キャンペーン用のポップなどを作成する際には、美容師の商品知識や何を訴求すればお客様に響くのか感覚的、体系的に習得してきたスキルが活かされます。

このような仕事をしていくには、どんば文章をどう書けば良いのか、人の目線をどう動くのかといったプラスアルファでライティングの知識も必要ですが、これは今からでも見につけることが可能です。しかし、このような仕事がスタートの専門家はポップの専門知識を持っていても、美容師の技術やスキルを今後身につけることは現実的に不可能に近い。

このように、美容業専門のポップを作るデザイナーやサムネイルを作るデザイナーとしての役割は非常に需要があります。これらの仕事では、美容師の才能がうまく活かされると思います。美容師の知識とデザインスキルを組み合わせることで、より専門的で魅力的なデザインが可能になります。

記事制作

自社サイトを育てたいと思っている美容室関係者も多くいらっしゃいます。サイトを育てていくには「記事」を書いていく必要があるのですが、オーナーさん一人でライティングをしていたら、ずっと文章を書いている状態になってしまいます。とてもではありませんが、現役でサロンワークされているオーナーさんは特に両立は不可能です。

そこで外注も考えるのですが、お客様向けや美容の求人向けの記事には、美容師の経験やノウハウを持った人に書いてもらいたいと思うのが自然です。ネットに載っているものを少し変えたような記事には魅力がありません。専門的な知識を持って専門家にしか書けない内容の記事が欲しいからです。

ライティングスキルを一緒に学んで、美容の経験を活かせるようになれば、美容師の経験がある人にしか書けないような記事が作れる希少なライターになれる可能性があります。

さらに、これはおすすめですが、自分でサイトを持ち記事を書いて発信するという事。簡単ではないですが、自分のことを知ってもらうための記事を書きながら広告を付けていくことも可能なのです。

自分のノウハウやブランディングと同時に、それが自分の資産としてサイトに蓄積されさらに収益まで生んでいく。アフィリエイトと呼ばれるものです。

発信活動は美容師としてお客様に自分を知ってもらうためにも重要なことであり、自分のブランディングをしていく上でも大切な役割を果たします。さらに、それを育てていくことによって広告収益を上げることができるのは一石二鳥で非常に魅力的ではないでしょうか。

しかも、始めるのに必要なのは、高スペックのパソコンではなく、スマホでも十分です。投資金額はそんなにかかりません。必要なのは自分の時間だけです。

また、アフィリエイト出身の起業家や経営者も多く、この作業で学べる事は他の場面でも活かせます。

記事を書くためには、まず検索エンジンで上位に表示されることが重要です。これはいわゆるSEO対策と言われるものですが、SEOの基本は、お客様がどのようなワードで検索しているかを調べることから始まります。検索ボリュームが多いワードは、つまりニーズが多いということです。

そのため、自分が発信したい情報だけを発信するのではなく、どこにニーズがあって、そのニーズを解決するためにはどのような記事が必要かという手順を踏む必要があります。これはまるで事業そのもの、事業をコンパクトにしたようなものです。

たとえば、美容室を自分が開業するとしても、自分のスタイルのお店を作ることが受け入れお客様に支持をいただけるかは分かりません。基本的には市場のニーズに合わせて自分を調整することが大切です。

そういった感じでアフィリエイトをすることによって、本業のスキルアップにもつながりますし、「こんないい仕事はないな」と感じるほど、多くのメリットがあると思います。

今あるスキルでどんな価値が生み出せるか

今持っている美容師としてのスキルと他の要素を組み合わせることで、非常に大きな価値を生み出すことが可能です。現在の収入を増やすことや、将来の選択肢を広げることが可能になります。

さらに、別の活動に取り組むことで本業に活かせるスキルを伸ばすこともできます。このようなメリットを考えると、新たな取り組みに挑戦する価値は非常に大きいと思います。夢に早く近づけたり理想のライフスタイルを手にいれる一手になるかもしてません。

また、勤務時間が長く改善してもらえない、人間関係嫌だなど、会社やその式に不満がある場合でなければ、いきなり今の会社をやめるのではなく、休みや営業後の自分時間を使って副業から試してみるのもいいのではないでしょうか。

転職にも生きる美容師のスキル

転職を考えている美容師の方もいらっしゃるでしょう。美容師という仕事は、正直なところ、時にはしんどくなることもあります。そのような時、全く違う仕事に転職するのも一つの選択肢ですが、今持っている「美容師としての経験」というカードをどのように活用できるかを考えることも重要です。副業に生かせるスキルというのは新しい職場を探す上でも同じく役立ちます。

美容師の経験を活かし、他の業種で他の人よりも価値を生み出せるような組み合わせがないかを探ると、様々な可能性が見えてくるかもしれません。副業の話をする中で、そのようなことも考えています。ぜひ皆さんにも、今持っているスキルや技術を美容業だけでなく、他の分野で価値を生み出すために活かせないかと考えてみてほしいと思います。このアプローチにより、新たなキャリアの道や成長の機会を見つけることができるでしょう。

転職か副業か

スキルを活かすとして、離職して転職をする決意をするのか、それとも副業として可能性を模索していくのか。それは今の悩み次第で決め方が変わってくるかと思います。

給与やボーナスが少ない事が悩みだったり、将来の可能性を広げたいというであれば副業がおすすめですし、上司との人間関係や拘束時間が長く過酷な労働環境がそもそも嫌で、ストレスで毎日働いているのがつらいとなれば、職場を変えなければ解決しない事なので転職を検討するべきかもしれません。

今ネガティブになっているのはなぜか?その理由を明確にする事で今持っているスキルをどう活かすかは決まってきます。

もちろん別の美容室を探し就職、環境を変えて美容師を続けるのも素晴らしい判断です。

まとめ

美容師さんが持っているスキルをどう生かせるか。考える事は今の収入をあげたり、転職をする選択肢を増やしたりと様々な可能性を広げてくれます。本当にやりがいを感じられる業種に出会うかもしれませんし、今が楽しくなるきっかけになる可能性もあります。さらに、年齢を重ねた後の不安に対しても何ができどんな業種で働きていくことができるか。想像つくだけでもその気持ちは緩和されるはずです。美容師の能力、特徴を活かし次の転職先や新たな可能性を探す上で参考にしてみて下さい。

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